平成12年5月11日
教育改革国民会議座長 江崎玲於奈
青少年による衝撃的な事件が続いている。教育改革国民会議はこのことを真剣に議論した。学校や家庭、社会の状況は非常に深刻であるが、しかし、あきらめないで国民の皆様とともに時間をかけても取組んでいきたいと考えている。私は、会議の議論を踏まえ、国民の皆様に、今、特に次のことを強く訴えたい。
まず、子どもたちに言いたい。
あらゆる失敗は回復できるが、自殺と殺人によって失われた命は二度と回復できない。
国民の皆様に次のことを訴えたい。
子どもを見つめ語りかけてほしい。そのうえで、自分の子どもも他人の子どもも、ほめるべきはほめ、叱るべきときは叱ろうではないか。
また、子どもに関わる社会のそれぞれの場で、子どもが悩みを相談できるように考えてほしい。相談を受けたら、決してたらい回しにしないでほしい。
このアピールは、始まりであり、国民会議は、より良い明日の教育を作るために、国民の皆様とともに考え、歩んでゆきたい。